※怪盗が変態
※いつものこと











「ざけんなこの変態!!」




コナンの怒声が工藤邸に響く



その怒りの矛先は
自分を”こんなカッコ”にした怪盗に向けられていた



「近所迷惑だから静かにしろよ名探偵ー」


「うるせぇ解け!
解けってのこの変態!」



俺が怒っているのには理由がある




想像してほしい


薬で眠らされている内にメイド服を着せられ

手足を拘束されていたらアナタは冷静でいられるだろうか




それもこの感触。

見なくてもわかる。


この変態は確実に
絶対、神に誓って


下着まで女物にしている




着替えさせられる所を想像したら
羞恥で頭がおかしくなりそうだ




だが仕事を終え、ハットと上着と手袋を脱ぎ身軽になった怪盗は

あろうことか俺の姿を見て満足げに笑みを浮かべた





「すっげぇ似合ってる」




メイドと言ってもフリル満載の物ではなく
落ち着いた本当の
”お手伝いさん”スタイルなのは怪盗の趣味だろう
ギロリと深い青の瞳に睨んでも
拘束している強みからか

怪盗は臆すこと無く近づいていく



モノクルの奥の瞳に理性というものが見えない、と俺は焦った




「おい、おま、マジでこんな変態みたいなこと」



「するよ?」



当たり前じゃんとでも言う様な笑顔



そして宣言通り

素肌になった手がスカートの中に侵入する




「っ!」


「んーっと」



いつもと違って
見えないのでやりにくいのか

しばらくモゾモゾと中で手が動いている



止めさせれるチャンスなら、ホントに今なのだけど



開脚されたまま拘束された脚と、キツく縛られた両手は絶対に解けない



解き方は怪盗だけが知ってるはずだ





「っテメェどこ触って…!って、おい…!」




ようやく俺の快感の源を見つけたのか
細く長い指がツンと触れた



「ちょっ…あっ!」



唯一自由な口で反抗しようとしても

これとばかりに先端を引っ掻かれては

口から出るのは文句ではなく甘い声になる



ただでさえキツくて布が薄い女性モノの下着


いつもの下着より刺激が倍増される




「っの変態…!…ん…
っそこ、やめ、さわんな…ぁ!」



じゅわりと蜜で濡れた下着を全体的にもみほぐされる


力の抜けてしまう快感に流されそうになるかと思うと

弱い先端を爪でひっかかれて身体が跳ねる



身体を捩って快感を誤魔化そうとしても
拘束された身ではそれが叶わなくて

いつもより切羽詰まっている事が解る



「あっ!ちょ、待てっ…待てって…」



自分でも思っていたより声が泣きそうだった

それに気づいた怪盗が顔を上げる



「どした?…もう出る?」



「っ……」



認めたくはないがいつもより早い



こんな変態じみたプレイで自分が感じてるのがいやで声が震えてしまったのか。



しかしどう否定しようにも
”下”が普段より疼くのは現実で


下着越しにちょっと触られただけとは思えないくらい濡れていた




「あ、っん!」



薄い布が張り付いたおかげで解るようになってしまった裏筋を
怪盗の指が上下になぞる



尿道をカリカリと爪で弄ばれると大きく身体が跳ねた




(もうっ…ホント…無理ぃっ…)




腰が砕けそうな快感に
ある種懇願するように怪盗を見つめると
ヤツがごくりと唾を飲む音が聞こえた
「…1回イッとこうか、名探偵」




耳元で囁かれ、また身体が跳ねる


そのまま耳を味わうように舐められたまま
下をいじめる怪盗の手のスピードが上がった




「っんあっ…!あ、んッ、んぅ!」



襲ってくる鋭い快感に、爪先がきゅっと丸まってしまう



俯いて身体を強張らせ
これから来る波に備える



くちゅくちゅと濡れた音に合わせて忙しなく吐息が漏れる




ヤバい…!


そう思った瞬間には

駆け上がってくる精液を抑える事が出来なくなった




「あっ…あ、もっ、キッド、
はな…っあああ!」



「…っと」



甘い電流が脳まで貫いた



いつもより面積の小さい布は

全てを受け止める事が出来ずにキッドの手を汚してしまったらしい



「あ…ぅ…」



息を整えようとしても呼吸が荒くなる



「コナンちゃん…エロ…」



「っ…るせ…っ」



まだじんじんと残る快感の余韻で上手く文句が言えない



それどころか
おもむろに下着に手をかけられてビクリと跳ねてしまった




それを見た変態は

本日2回目の満足げな笑顔で言う










「濡れて気持ち悪いだろ?
脱がしてキレイにしてやっから」
















もちろん
この後怪盗の気が済むまで

口で”キレイ”にされた事は言うまでもない
























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きのう某絵茶会にて描かれたメイド服拘束バーローを文にしてみました

ちゃこ姉にメイド江戸川いじめたいはあはあと気持ち悪くお願いしたら描いて下さったからこうなった


これからこの江戸川はぺろぺろされるよ!


本当にたのしかった…!



うめこうめ
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