「あっ、ごめんなさい!来るんじゃないと言われていた試合をどうしても見たくて征十郎に見つからないよう観戦しようとして来てみたら不意に他の学校の選手と思しき人にぶっかっちゃった!」
「何だその説明口調はふざけてんのか」
「ぎゃー違いますよ!許してください」
「チッ…退けよ」
「ああ待ってください!一人で観戦は心細いので隣にいてください!」
「初対面のくせに恐ろしく図々しいなテメェ」
「わー!ありがとうございます!」
「褒めてねーよバァカ!」
「ところでうちの征十郎は次どこと試合やるんですか?眉毛さん!」
「誰が眉毛だ」
「じゃあ名前教えてください!」
「……花宮」
「はなみゃっ、はなみやさんですね分かりました!」
「噛むなよ、つーかお前どこ中だよ」
「帝光です!」
「は?」
「帝光です!」
「…は?」
「征十郎どこ!見えない!双眼鏡持ってくればよかった!」
「……は?」

帝光中?
キセキのやつら、こんな馬鹿相手にしてんのか…
感心する宮

人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -