「お願いします…息子さんを、私にください!」
「ふ〜う、そう簡単にうちの清志はやれないんだよね〜」
「そこを何とか…絶対に幸せにしてみせます!!」
「口だけなら何とでも言える…、あ、ちょっと母さんお前も何とか言ってやってくれよ」
「何事なのだよ」
「お義母さん!お願いします!」
「お前らに母さんと呼ばれる筋合いは無いのだよ」
「何言ってるんだ母さん、俺たちはもう十年前に結婚したじゃないか。清志という息子だって二人で一緒に育てて…、それなのにいきなり現れたどこの馬の骨かも分からない女にうちの清志をやれるかって!な!真ちゃ…母さん!」
「どういうことなのだよ」
「お願いします!清志くんを、私にください!!」
「やってられんのだよ…」
「ほら、うちの母さんもそう言ってるから。今日のところはお引き取り願いますかな!?」
「私は引きません!清志さんとの結婚を許していただけるまで、引かないつもりです!」
「いつまでやっているのだよ!帰るぞ!!」
「へ〜い」
「一時休戦ってことね…」
「もうやらんのだよ!」

「あいつら本当に仲良いな」
「誰?」
「緑間とバカ尾とアホマネ」(アホマネージャーの略)
「ああ…一年トリオか」

なかよしっていいよね!

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