「さっちゃんが好きすぎて青峰と黒子くんが憎い…」
「怖いのだよ」
「なんで青峰は自分がすごく美味しいポジションにいるってことが分からないのかな!?あんなに可愛い幼馴染がいるってチート!グラビア見てるとかマジ目が節穴だよ!すぐ近くにあんなに美少女がいるのに!」
「幼馴染とはそういう対象にならないものなのだよ」
「そういうもんかなあ、でも黒子くんだって、あれだけ好き好きアピールされてるのに全然なびかないとか何?黒子くんって仏像?神様か何かなの?」
「黒子はそういうのではなびかないやつなのだよ」
「私が男の子だったら即ラビンニューしたのに…」
「諦めるのだよ」
「緑間だって実際可愛いと思うでしょ?告白されたらどっきどきでしょ」
「別にそんなんじゃないのだよ」
「嘘だー!ああもうさっちゃん可愛い、試合のときになるとかっこいいし何なのあれ、天使?帝光に舞い降りたエンジェル?」
「とりあえず落ち着け。さっきから赤司がお前のことをすごい目で見てるのだよドン引きされているぞ」
「ああ大丈夫赤司も十分エンジェルだと思ってるから」
「そういう問題じゃないのだよ」
「さっちゃんには敵わないけどね」
「赤司が遠い目をしているのだよ。お前赤司に嫌われるぞいいのか」
「大丈夫だよ赤司は私のこと大好きだから」
「その自信はどこからくるのだよ…」
「まあさしずめ帝光のエンジェルがさっちゃんで私のエンジェルが赤司ってところかなあ」
「おいお前いい加減にしないと赤司に殺され…、なっ!?あ、赤司が喜んでいる、そんな馬鹿な!?」
「だから赤司は私のこと大好きなんだって」
「し、知らなかったのだよ…結局お前はどっちが好きなんだ」
「さっちゃんはすごく好きだけど今の私は女だから赤司が好きだよ」
「そ、そうか…」
「まあ女同士で結婚できる世の中になったらどうなるか分かんないけど…」
「余計な一言なのだよ!!!」

もうやめて!赤司のHPはゼロよ!!

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