「ねえアンタって結局洛山のメンバーの中で誰が好きなの?」
「え?どうしたんですか実渕姐さんいきなり」
「ちょっとした興味よ、まああの牛丼は圏外だとして…」
「さらっと酷いですね実渕さん」
「とりあえず言ってみてよ四位は?」
「あ、五位は根武谷さんで確定なんですね」
「当たり前よ」
「まあ、四位は…そうですね、実渕さんで」
「えっ!?四位!?まあ一位は征ちゃんだとしても二位ぐらいだと思ってたのに、ショックだわ!」
「すみません実渕さん、悪気はないんです。十分好きですよ」
「…あんたタラシってよく言われない?」
「え?あ、ちなみに三位は小太郎です」
「それに負けるのが気に食わないわね…」
「だって可愛いじゃないですか」
「アンタ試合のときちゃんと見てる?」
「見てますよ〜、すごく恐ろしいですけどこれもまた良いんですよね!」
「……ふーん、で、二位は?あら?ちょっと人数足らなかったかしら」
「あ、二位は赤司ですよ」
「あ、そう……って、え?」
「え?」
「え?二位が征ちゃん?」
「そうですよ、一応同級生ですし仲良くさせてもらってるので二位になったんですけど」
「……そしたら一位っているの?」
「え?いますよ。……ちょっと恥ずかしいですね」
「…えっ、ちょっと、まさかとは思うけどアンタ」
「…ああっもうやめてください実渕さん!恥ずかしいじゃないですか!」
「え!?あのやたら薄いアレ!?あれがすきなの!?」
「いやあああ言わないでくださあああい」

すっごいダークホースだったらどうしようって妄想

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