「さっちゃん、桐皇って共学だよね」
「そうだよー、あ、そっちは女子校だよね」
「うん。出会いが無くてね」
「大ちゃん貸そうか?」
「ううん大丈夫」
「おいお前」
「あ、そうだよね大ちゃんじゃ流石にアレだったよねごめんね」
「アレって何だよ」
「大丈夫、でも本当に女子高って出会い無くて唯一あるとすれば登下校のときだけなんだよね〜」
「そうなの?登下校のときに出会うって何か良いね!」
「まあねー、だからみんないつも登下校のときは身だしなみ整えるの」
「すごーい!」
「俺この間コンビニのおにぎり片手にチャリ漕いで帰ってるお前見たけどな」
「青峰お前」
「しかも具の梅干の種そこらへんに捨ててたけどな」
「やめてごめん」

「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -