年がら年中暴走中



※下ネタ注意報
エロではなく下ネタ



バサッと音を立て
土方くんの机の中から雑誌が落ちた

『土方くん、なんか落ちたよ』

近藤くんの席の回りに集まっていた風紀委員の三人がこちらに顔を向けた

何の気なしにその雑誌の表紙に目をやると…

『…何コレ、エロ本!?』

裸同然なきれいな女の人が悩ましげな顔でポーズを決めていた

『サイテ〜、こんなの学校に持ってくるなんて』
土方くんを見る目が自然と軽蔑の眼差しになる

『ちょっ…違うから!それ俺んじゃねェから!』

『見苦しいですぜ、とっとと認めなせェムラムラしてましたって』

『てめえだろ仕込んだの!』
『彼女居ない土方さんを思っての優しさでさァ』
『そう言うてめぇだっていねぇだろうがァァァ!』

そこからは3Z名物とも言える二人の喧嘩が始まった

『エリカちゃん、これは男なら仕方のないことなんだよ』
いつの間にか会話に加わってきた銀八先生がエロ本を眺めながら口を挟んできた

『男はね行き場の無いムラムラをこうゆうのに頼って解消していくんだよ、日常茶飯事エロいことしか考えてね〜のこいつらは』

…むむむ
そうゆうの理解はしてるつもりだったけど、まざまざと知らしめられると何故かこっちが恥ずかしいんですけど

『俺ァこんなのには頼りませんぜ』
土方くんを押し退けてあたしのとなりの机の上にドカッと腰かけた

『嘘つくなよ〜、思春期の男子の必需品だよエロ本は。先生もお世話になりました〜そしてシコシコ大人になっていくんです〜』

『そうだぞ総悟!恥ずかしがることはない!俺も幾多のエロ本に世話になってるぞ』

堂々と恥ずかしいことを暴露する先生と近藤くんに引きながらも沖田くんの返答が気になって耳を傾ける

返ってきた答えにあたしだけでなく、回りみんなが仰天した

『エロ本なんか要らねぇんでさァ、俺ァ毎晩エリカで抜いてまさァ』

ええええええッ!
ちょっと何いってんの!?

そっちの方が大問題

『体育祭の写真で十分でィ』

『うちの学校はブルマ着用だからな、たしかに萌えるな』

『そんでエリカを縛ってみたり、蝋を垂らしてみたり、鞭でちょっとなぶってみたり…』

『あたしに何てことさせるのよォォォォッ!』

バッチーン


for 真奈美サン
キリリク感謝です



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