「このアホ」


「んもうっ、危なっかしいんやからー!」


「むっちゃアホ」


「暴れたらアカンやろ」


「ドアホ」


「心配したんだぞ」


「こんのドアホ」


「名前ちゃん大丈夫だったの?ごめんね一人にして!」



謙也先輩と駅についたらユウジ先輩に首絞められた。皆に声をかけてもらったがユウジ先輩がいちいちアホを入れてくるし絞めてくるので答えられなかった。



「ゲホグホッ…、ふふ、……ユウジ先輩私は学びましたよ……!」


「は?なんやねん」


「これは女子の憧れる後ろハグだと思えば苦しくない!」


「…………」


「ゲブフッ!」


正面で思いっきりアッパーかまされた。