「名前なんで氷帝の制服着てんの」


「臭い液体かけられた時の服が洗ってもまだ臭くて困ってたら忍足様が嬉しそうに制服提供してきたんです」


「……あえて何も言わねーわ。つーかスカート短」


「…サイズの関係です」


「堪忍なぁ、今はそのサイズしか持ち合わせがなかったんや。生足スパーッ言うんはこういうことやで」


「短い靴下しか持ってないなんて不覚だ」


「やっぱ名前ちゃん足綺麗やな」


「傷だらけですけど」


「治りかけやし白いしスラッとしとるし…。あ、ごめんな、じゃあ今日はスコア頼むで」


「それ足です忍足様」


「名前ちゃんの足なら握手出来そやから間違えてしもたわ…堪忍やで」


「…もういいです」



今日の忍足様元気だな…なんか疲れた…。
そして私はかろうじて臭くないジャージをスカートの下にはいた。忍足様に真顔で脱いでくれと言われたがシカトした。



「あ、そっか名前今日財前君の試合のスコアとるんだっけ。」


「はい。で、試合の表みたいなもん貰ったんですけど…最初財前君は審判らしいんで忍足様と桃尻君の試合のスコアです。」


「…忍足ってさ、悪いやつじゃないんだろうけどよ…」


「それ以上はやめてあげてください」


「……がんばれ」



複雑である