「今日は四天宝寺が木原先輩争奪戦に勝ったんですね」


「あ、お前の推しメンとエクスタシーさんの間座った」


「財前君はツンデレらしいです」


「生ゴミ見るよりすげーブサい顔してんぜ」


「ツンですよ」


「ユウジ君が小春ちゃんに抱き付こうとしてるのに何か口出したらしくてユウジ君ぶちギレてんだけど」


「自殺行為っすね」


「あ、ユウジ君こっち来る」


「気のせいっすよ」


「あぁぁ゛っなんやねんあのアマ死なすどボケェエエ!!」


「ひっ、ぃや…っ、ちょ!ユウジ先輩首絞めながら耳元で叫ばんといて下さいー!!ちゅーか飛び付かんで下さいよ!」


「うっさいわあのアマどーにかしろや!」


「ぐぇっ!何で骨盤掴むんすか!割れちゃいますわ!」


「骨盤言うなや腰とか言えんのかこのぼっちゃり系!」


「ぽっちゃりやし!私ギリぽっちゃりやし!ぼっちゃりってなんやねん!名誉の為言うときますけど私標準体重ですから!痛い死んでまうー!」


「標準〜?」


 
私に飛びついて首締めてきたユウジ先輩を剥がそうとじたばたする。やばい機嫌が最悪だ。部長助けろww



「この腹が標準か?あ゛?ブッヨブヨやんけ」


「あっ、ちょ…!やっ……、ひっ、人の腹つまむのやめて下さいよーッ!くすぐったぃ〜…!」



腹を摘ままれるというこの地獄から抜け出すべく部長を見たら爆笑している。なんかあってももう助けねーからな…!



「ユウジ先輩随分楽しそうやないですか。俺も入れて下さいよ」


「…………何やお前も逃げてきたんか」


「ええから離れてもらえません?目障りっすわ、ホンマ」


「はっ、嫉妬とか可愛いーやん光くんー」


「もっぺん言ったら埋めたりますわ」


「おい名前、こいつあのアマに光君呼ばれてあーんとかされとったんやで気の毒に」


「ユウジ先輩はいい加減人の腹を摘まむのやめて下さい。あと財前君に喧嘩売るのやめて下さい財前君はイケメンで優しいだけなんです」


「何やお前の財前贔屓おもんないわ。骨盤矯正したる」


「あだだだだ!!骨盤しめるってなに!?女の子として機能しなくなったらどないすんねんユウジ先輩のアホー!」


「安心しろや誰もお前に女の子としての機能求めとらんわ」


「俺が求めとるんで。」

「あだっ、いだっ、ちょ…二人共離して骨盤マジ割れる!真っ二つになる!痛い痛いー!」




 
夕飯がまともに食べれなかったのは言うまでもない。