「あ。」


 
コンビニでおでんを買って食べながら合宿所に戻る時、見覚えのある立海の先輩が見た。三人。……立海の先輩がなんでこんなとこに。



「先ぱーい」


「っ、…あぁ、な、なんだー名字ちゃんじゃーん!」


「どーも!どうしたんですか?」


「や…ちょっとね〜。つーかさぁ、木原さんどんな感じぃ?」


「学校のまんまっすよー。相変わらずいちゃついてますー」


「マジ?ないわ〜調子こきすぎー名字ちゃん可哀想なんだけど!」


「私気付いたんですけど不細工専門らしーんで余裕っす!」


「不細工専門とかうけんだけどー!」


「○ンスタイルの井上まじ好みなんすよ〜!」


「はー!?名字ちゃんやばいブサ専じゃーん!」


「マジうけんだけどー!」


 
先輩達ののりに合わせると普通に彼女達は去っていった。あの三人って結構ミーハー入ったギャル系だけど…口だけで行動しないから大丈夫だろ。そんなことを思いながらおでんを食べながら歩いてくと部長が「ごはんですよ」って迎えに来て笑った。