「先輩これなんですか。」


「写真です」


「全部ぶれてるじゃないですか」


「名前が俺を放置するから」


「可愛くねーわww」


「じゃあ俺四天宝寺撮るから青学撮って」


「それは四天宝寺の人が可哀想です一緒に四天宝寺撮りましょう。一人にしてごめんなさい」


「マジいい女だなお前」


お昼を食べながらそんな話をしてたら柳生先輩が木原先輩を呼び出す所が見えてついにやついてしまった。先輩も気付いたようだ。


「柳生も委員会同じじゃなかったか?」


「柳生先輩は常に女子バリアはってあったんで話したことないですよ。」

「真田可哀想ww」


「真田先輩は気迫が凄すぎて女子バリアがはれないだけでカッコいいじゃないですか。」


「え、お前の好み真田なの?」


「好きになった人が好みです。あ、でも一途な人じゃないと嫌です」


「そりゃあな」


「女の子に振られたらその女の子のせいにする男とか嫌ですね。近寄られたくない。人前で話しかけられようもんならシカトします」


「え、なに経験あんの?」


「出来れば経験したくないんですけどね」








 


「(声かけるなってか…、後ろにいるのわかっててボロくそ言いよって…可愛くないのぉ)」