「じゃー跡部君に見付かっちゃったからまた明日にしよっか名前ちゃん」


「明日私もちゃんと誘って下さいね」


「約束するよ!」



軽い調子で指切りをしてもらって部屋に向かう。確か千石先輩の山吹中って立海とは近くないよね?
然り気無く部屋の前まで送ってくれるのとかやっぱ部長とかぶる。



「あら、やっとお帰り?どこ行ってたの名前」



部屋に戻ると松苗先輩が顔パックしてた。……大変なんだな、綺麗でいるのって。にしても化粧品多いな…。いくらするんだろ…。



「探検してましたー。松苗先輩、これ全部持参ですか?」


「ええ。見苦しくない程度にはしておかないとね」



化粧品を眺めながら値段を確認してみた。



こんな金かかるなら見苦しくていいと思った