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お昼を食べ終わってから各々の学校が使うコートの場所の説明があった。合同練習もあるのでスパイみたいな行動は厳禁らしい。そりゃそうか。しかもなんかコートが無駄に離れている。
跡部先輩から地図をもらった。
奴は私に一人でこれを回れ、と言っているのだ。冗談じゃない。
「名字、お前は今日氷帝を手伝いな」
「え、写真じゃ…」
「あぁ?手伝いながらの方がいいモンが撮れるだろ」
「汚い!これが世の不条理か!」
でも跡部先輩には美味いもん食わしてもらってるので逆らわない。
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テーマ「人外ファンタジー」
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