、

「で、何ですか仁王先輩」


「木原の転校先、青学じゃ」


「どっかで聞いたことあるな…」


「合宿に参加しとったろ。…あ、幸村に似てる不二がいるとこじゃ」


「あぁ青学…それが何か」


「青学は木原大好きじゃろ」


「記憶が定かではないですが多分」


「マネージャー、やるかもしれんのぉ」


「……………仁王先輩」


「……なんじゃ」


「…………それ別に私に報告しなくてよくないですか」


「…………」


「まだなんかあるんでしょう」


睨んだらすぐ折れた。
なんだこいつやっぱりキャラ固定出来てねーよ。



「…木原は立海でイジメにあったんじゃと」


「は?」


「イジメの首謀者が松苗で、その松苗に手を貸してたんが名前ちゃん……っていう話が出とる」


「……はー…や、なんか…受験失敗しちまえ(笑)」


「俺に向かって言うんじゃなか」


「まぁ別にいいんですけどね…、イジメたつもりはないですが」


「名前ちゃんならそう言うと思っとった」


「なら何でわざわざそんなこと教えてくれたんですか?」


「名前ちゃんもう忘れたんか」


「え、何をですか」


「俺は名前ちゃん好きじゃ言うた」


「はっは面白い」


「白石はこんな扱い受けとるんか」


「まぁまだ仁王先輩の方が扱い雑じゃないと思います。」



多分。




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