、 「っは?」 「や、だから木原転校したって。」 「え、こ、え、え」 「俺もビビった。」 お昼を部長に誘われて珍しいなぁとか思って素直にお呼ばれして三年の教室に来た。 なんとも刺激の強い報告だった。て、転校って…。まさか… 「ま、丸井先輩に言われたから…?」 「皆そう言ってた。まー実際どうかわかんねーけど」 「本当に彼女は恋愛に生きてるんですねー…」 「もういっそのこと清々しいよな」 「ですよね」 「名前俺のたまごやきとそのエビチリ交換しようぜ」 「半分食べてあるじゃないですか嫌ですよww」 お弁当のおかずを守りながら食べてたら友達曰くウルトラマンカラー仁王先輩と丸井先輩の二人が教室に戻ってきた。私は頭の中でジュワッというウルトラマンのあれが出てきて震えながらお腹をおさえた。ウルトラマンやばいツボッたww誰だウルトラマンって言い出したのwwけしからんww 「え、今のどこに笑う要素あった?」 「ふっ、く…あ、あとで、言います…!」 「よろしく」 逃げるように立ち去ろうとしたら腕を掴まれた。 誰かと思えばウルトラマンの銀色で私は我慢出来ず目が合った瞬間大爆笑してしまった。 始業五分前のベルが鳴ったのを理由に爆笑しながら逃げた。唖然とされた。 |