「………名前ちゃん寝返りよって」


「お前何でんなトコいんだよぃ!」



私が樺地君の横で跡部先輩の斜め後ろにいたら立海の方々からブーイングをされた。
それを跡部先輩が見て鼻で笑った。私は斜め後ろで跡部先輩の真似をした。



「名字は今氷帝の手伝いだ。どう使おうが俺様の勝手だろ?なぁお前ら」


「「ウス」」



瞬時に跡部先輩から樺地君にかわった私にケチつけてきた丸井先輩はガム飛ばして笑った。立海は唾飛ばしたり笑わせると二次被害がおこるから嫌だ。
ガムを飛ばした丸井先輩は真田先輩に怒られていた。



「……樺地が二人いるみたいだな」


「そう褒めるなよ日吉君」


「それ喜ぶん名前ちゃんくらいやで」



色々言われたがこのポジションまじいい。立海からの殺気は強まった。おそろしや。