「名前ちゃん弁当自分で作っとるん?」


「そうですよー」


「幸せそうに食うのなー」


「デザート超美味いですもん」

「やっぱ名字立海から睨まれてねぇ?」


「転校したいですね樺地君の横に」


「何で樺地の横なんだよ」


「つまり跡部先輩の斜め後ろです、こんなに安全な場所はない。そして横には樺地君。なんて幸せな学園生活…」


「跡部の隣じゃないの〜?」


「嫌ですよ、跡部先輩の隣は木原先輩でしょう」


「どうして樺地の横なんです?」


「私氷帝では唯一樺地君と友達なんで。優しいし居心地いいし。あれ、私ら友達だっけ?…樺地君友達になっていただけませんか」


「………ウス」


「ほら!友達ゲットだぜ!」


「そらよかったなぁ」



ガッツポーズをしたら忍足様に頭を撫でられた。
うっとおしいので払おうとしたら跡部先輩がこちらをガン見していた。え、なにか粗相をやらかしただろうか。



「面白れぇ、やってみな」





 
え、何を?