「青学の写真?」


「うん、僕らも撮って欲しいなって。だめかな?」


私が部長にカメラの使い方を教えてたら青学の方々に声をかけられた。すぐ了承すると横から突っ込みを入れられた。



「不二君は良くて俺は駄目なん?手厳しいわー」


「四天宝寺はユウジ先輩が首絞めてくるから嫌です」


「ユウジ謝らせたらええやんな」


「え」



私の言葉に何を勘違いしたのかエクスタシーさんはユウジ先輩を連れてきた。ちょ、おま何してんだww


「名前お前白石に何吹き込んでんねん」


「ユウジ先輩と小春ちゃんのラブラブさです」


「可愛えぇなーお前ホンマに!流石に小春の血入っとるわ!」


「あだだだ!じゃあ首絞めないでくださいよー!」


「そのきっしょい喋り方やめたら考えたるわ」


「やめたー!やめます!標準語戻すんやめますったらー!」


「お前女の子の首締め上げるって何しとんねん!嫌われるのも当然や!」


「こいつは女やけど女ちゃうねん白石。あ、そういや立海のマネージャーがお前探しとるで」


「な!ホ、ホンマか?おおきに!愛美が呼んでるみたいやからまたな!」


「何やねんこの虚しさw簡単に捨てられたwwユウジ先輩木原先輩餌にすんのやめたって下さい、おもろいww」


「どこがおもろいんや、きしょいわ」



嬉しそうに走り去ったエクスタシーさんを見ながらそんな会話をしていると後ろから袖を引っ張られた。ユウジ先輩はこんな可愛らしいことをしないので何かと思えば財前君が立っていた。え、おま、ギャップありすぎ……


「あんま誰にでも抱き着かせんのやめろや。………ムカつく」


「財前病院行くか?疲れとるんやろ、そやろ?せやな。」


「財前君よく見て、これ首締め上げるからねユウジ先輩。抱き着くとか可愛らしい行為じゃないよ。」


「またきっしょい喋り方しよって!」


「ぐえっ!」



とりあえず財前君が可愛かった。彼はブス専だという話が出るまでは少し浮かれていた。