「おはようございます、部長私部長の為に頑張ってきます」


「おはよ。よしよくわかんねーけどチロルチョコやるからおいで」


「ゲットだぜ!で、今松苗先輩と木原先輩がぶつかってるじゃないですか」


「あー帰りてぇ…」


「その原因はざっくり言うと二人が仕事出来ないからじゃないですか」


「マジざっくり言ったな」


「だから少しだけ私が手伝ってきます。いくらなんでも木原先輩はもう覚えるでしょうし、松苗先輩はドリンクがダメなだけっぽいし」


「………今度家に飯食いに来いよ、名前来るなら母さん超張り切ってご馳走つくるから」


「ありがとうございます」



部長に頭を撫でられお守りを持たされた。中身が凄い達筆な字で解と書かれていた木だった。とりあえずポケットに入れておいた。



「じゃあ写真部どーすんだ」


「何を言いますか、すぐ帰ってきます私写真部だもん」


「くそ…俺名前年下じゃなきゃ狙ってたわ」


「私も部長年上じゃなきゃ狙ってました」


「え、名前年上だめなんだ」


「ユウジ先輩と小春ちゃんと部長以外はだめです」


「俺大丈夫じゃんww」


「あれおかしいな」


「可愛いやつめ」



登校途中に部長に報告は完了した。
練習試合まで気が重いな…、あ、でも次の日忍足様と生足スバーッといってデートか…そっちの方が気重いな…。