「そして神奈川の親戚の家に煙たがられながらも居候してるわけです」


「………これは提案なんやけど」


「え、はい」


「家部屋余ってんで」


「そんなバカな」


「え?一緒の部屋がええ?」


「財前君落ち着いて」


「本気やけど」


「とりあえず財前君疲れてるよね寝たほうがいいよ、私深夜に起きてエロ本探すから」


「ないわそんなもん」


「健全な中学二年なら持ってるよ、財前君やっぱり天界の血が強いんだよ」


「平面に興奮するほど困っとらんし」


「それもそうだよね、ごめん。……財前君、抱き着いたままはキツいよ。腕とか絵的に…」


「名前が大人しゅうベットに来たらええ話やろ」


「布団しいてもらったよね?ちょっと一緒に耳鼻科と脳外科行こうか?あと眼科」


「布団やと痛いんちゃう?こう…本番中とか」


「ちょっと本気で落ち着こうか」



やっぱり普通の人間でした