「……………何してん」


「う、」



お風呂からあがってリビングで正座して反省してた。色々と。
そしたらお風呂からあがった甥っ子君が遊んで遊んでと言うのでお腹の上に乗せて腹筋をした。たまにブリッジをやるときゃー!としがみついてくるので可愛くてどうしようかと思った。
そんな光景をこれまたお風呂あがりの財前君が来て目撃。


睨まれました。


甥っ子君はビクついてしがみついてきました何この可愛い子。財前君の血は偉大だな。忍足様とか足下の百歩先にも及ばないわ。



「と、トレーニングだよ最近食べ過ぎだから」


「風呂上がりの名前に股がってくれるとはやってくれるやん。俺かてやっとらんのに」


「何も聞こえない」



全部聞いてから耳をふさいだ。意味ないけども。この状況どうしようかと思ったら財前君のお兄さんが甥っ子君を助け出した。



「ごめんなぁ。ちゅーか光、口滑るとかの問題ちゃうで」


「あ、大丈夫です私財前君限定で都合の悪いことは聞こえない性能の良い耳なんです。財前君がそんなこと口走るわけないですよ」


「それは耳鼻科と脳外科に行かなあかんな」



まじでか