「…あら、名前ちゃん居らへんわねぇ」


「はぁ?名前のやつ…俺を待たすとは何してくれとんねんあのアホ」


「なぁなんでお前ら二人居るん?声かけられたん俺やん俺だけやったやん。なんで当たり前の顔してついてくんのや。友達と遊ぶ時くらい自由に楽しませてくれや」


「小石川はんだけやと観光案内フツーで無難に終わってまうやんかぁ〜☆ここに来たからには笑かしたろ思ってん!」


「せやでお前に名前の相手はキツイで。あいつ金ちゃんより厄介やで。大丈夫や、俺と小春が居らんでもどうせ目立たんかったやろ」


「俺お前らちょっと嫌いやわ…」 

「イヤン嫌っちゃやあよ〜☆」


「浮気か!」


「もうええから携帯に連絡入れようや」







 


 



「あ、メール…って………名前がいない…?」



やっぱ一人にすんじゃなかった