「名前ちゃん、もし忍足っちゅー名字名乗るんなら俺と謙也どっちがええ?」




この人の笑顔胡散臭いわ…。
というか他になんかすることないのかこの人……暇なのか…。暇潰しにしたって他にあるだろうよ。
あまりに下らない暇潰しに付き合う気にならなかったのでスルーして部長のとこに逃げようとしたら忍足様とは反対方向から肩を掴まれた。
なにかと思ってそちらを向いたら謙也先輩が真面目な顔して頬染めながらこちらを見ていた。暇なのかあんたら……



「謙也も聞きたいよなぁ」


「暇なんですね」


「ううう恨みっこなしやからな!」


「普通に謙也先輩がいいです」


「うっ、え、えぇぇえっ!」


「名前ちゃん何普通に答えとるん。引っ張らなおもろないやん」


「謙也先輩気付いて下さい遊ばれてますよ」


「今謙也幸せ噛みしめとるから放っとき。」


「忍足様謙也先輩に負けましたね」


「せやなぁなんでやろ全く悔しくないわぁ、むしろ安心したで」


「私も忍足様と謙也先輩が同じ土俵に入れられたことが悔しくて悔しくて仕方ないです、全く謙也先輩巻き込んで…なにしてんだか」


「はは、名前ちゃんって俺と謙也が張り合ってんの知っとって言うてんのやろ?」


「はん、嫌がらせですぅー」









 

「忍足と名前が笑顔で嫌味言い合っててパツキン君が横で照れてるってナニコレどういう状況」


「一緒に死ぬなら謙也先輩ってことです」


「話飛んでるやん」





―――――


いや…なんか……なにがしたかったんでしょうね私←


忍足好きなのにこんなことになる…分類ギャグなのかこれ…小話レベルじゃないか……

とにもかくにもリクエストありがとうございました!




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