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白石に片想いだと勘違いされて友達いなくなっちゃった子の話。
孤立してたトコに謙也がちょっかいかけてくる。
会話メモる
「白石好きっちゅーだけでこれやんな、女子怖い」
「白石嫌い言うたらどうなんやろな」
「リンチやん?」
「怖いな」
「まぁお前には十分過ぎる程かっこええ謙也さんがおるやん!この贅沢者!」
「白石君の次は忍足君やなんてあんた調子こくなやブス言われたから忍足も十分かっこええと思われとるよ」
「女子怖い」
「私も人怖いわ」
「男子にまでなんか言われたん?」
「誰とでもヤるってホンマなん?って言われたわ」
「普通聞かん、最低やん」
「間違っても君とはないって言うたったわ」
「お前大丈夫なんか、帰り道とか」
「スタンガン持ってんねん」
「お前怖い」
「危なくならんと使わんし怖がらんで」
「危なくなったら呼べや、ソッコー駆け付けたるわ」
「私そんな大声出せる気しないんやけど」
「ほな練習!行くで、謙也くーん助けてーっ!」
「おしたりータスケテー」
「なんやそれ!気持ちがこもってへん!全っ然聞こえん!そんなんじゃ助けに行けへんやろ!もっかいや!」
「忍足、今昼休みやから人居るんやで。」
「こっちのが大事やろ!ほらいくで、謙也くぅううん!助けてぇええーっ!!」
「…忍足ぃい!助けてー!」
「まだ足りんな、部活やっとったら聞こえへんやん。もっと腹から声出しぃ、腹式呼吸や腹式呼吸!たっ、すっ、けっ、てーっ!や!」
「………おっしたりぃーっ!たっすけてー!」
「ちょおそれハイテンションになっただけやん。けっ、んっ、やっさーん!や!ほれ言うてみぃや」
「おっ、しっ、たっ、りぃい!!たっすっけてー!!」
「あぁもうなんでそうなるんや!!」
「……………………何してんすか、先輩ら」
名前を呼ばせたい謙也とそんな必死な謙也が可哀想になってくる財前。
白石も楽しくやってる三人になんとなく声かけるけど謙也が全力で阻止。会話メモる「白石は向こう行きや!お前はこいつに寄ったらあかん!」
「なんやそれ、傷付くなぁ…。謙也に話しかけただけやろ」
「部活ん時にしろや、俺は今忙しいねん」
「俺も入れてくれてもええやん、仲間外れかいな」
「お前が言うと悪化すんのやからやめろ」
「ったく謙也は意味わからんわ」
「…忍足、私白石から忍足にいった言われてるから忍足でも白石でも同じやで」
「俺はええねん」
「…なして?」
「俺は、…一緒におるし」
「…よくわからんけど、一緒に居ってくれんのはありがたい。なんやかんや言われんのも忍足のことで言われんなら我慢したろーと思うんや」
「あかん何やそれかわええ」
「やって、これで忍足にまで避けられたら流石に学校来たなくなるわ」
「お、俺のせいで何や言われたとか言わんの?俺が付きまとっとるからや言わんの?」
「忍足は悪意やなくて好意で私と一緒に居てくれんのやろ?感謝はしてもそんなん言わんわ」
「せ、せや!感謝しぃや!」
「おー、いつもありがとうな」
こんな感じでたまに財前入ってほのぼのしてる。
白石が謙也があまりにも幸せそうなんで気になってくる。
ちょっかいかける。
そんで白石VS謙也になる。