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番外編























こんなところで
いけないことだって
分かっていたけど
止められなかった











終わってから
あぁ、やっちゃったって
少し後悔した











臣「…立てる?」

「うん、大丈夫」

臣「みんな心配してる
だろうね」

「そうだね
早く戻ろっか」
















外に誰もいないことを
確認して部屋を出た



すると



















隆「ったく、長げーよ
しかもまろん、声でかい」

















部屋の扉の横で
待っていたのは
隆二君だった




















「え、隆二君…!
いつから居たの!?」

隆「最初から最後まで」

「……マジか」

隆「お熱くなるのは
結構だけど
俺いなかったら
どうなってたか
分かってんの?」

臣「ごめん…」

























はぁ、とため息をついて
階段を下りる隆二君

























隆「ほらさっさと行くぞ
メンバーみんな
心配してるから」





























何も言わない
隆二君の優しさ







本当はいっぱい
言いたいこと
あるんじゃないの?







でも私は
聞き逃さなかったよ

































よかったって
言ってくれたこと






























時には厳しく
接してくれる親友は
一生の宝物だよ































臣「隆二!」

隆「……何?」

臣「俺、絶対にもう
まろんを泣かせたり
悲しませたりしないから」

隆「…おぅ、約束な」

































この3人だったら
どんなことも
乗り越えられる
気がする




















































































































絵「よかったね
仲直りできて」

「うん、ありがとう
そしてごめんなさい
私これからもずっと
J-raxのメンバーで
いたいよ」

絵「当たり前でしょ?
居てもらわないと困る」

「…えへへ」

絵「だから言っておくけど…」





































































絵「その首元のキスマーク
なんとかしてくれる?」

「…え?」

可「仲直りのキスの味は
どうだったのかなー?」

槇「衣装のボタン
段違いで止まってるけど
何があったのかなー?」

「………///
もうみんな見ないで!!」
















































よかった











また笑えてる







































これからは
私を大切にしてくれる人を
一生をかせて幸せにしたい
約束します







































さぁ、夢の音楽祭へ
























FNS歌謡祭編〜fin〜

 

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