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スタジオ入りをして
オープニング衣装に
身を包み準備万端












隆「おはよ〜」

「隆二君おはよー
ツアー明日から
ファイナルだね」

隆「なんかさみしいなー
終わっちゃうの」

「最後まで頑張って!」













続々と準備を終えた
三代目のみんなと
他愛もない話をする













臣「まろんおはよ」

「おはよう!今日もなかなか
かっこいいね」

臣「あはは、ありがとう」

隆「惚気んなよ」

「いいじゃん!
幸せいっぱーい♪」

隆「もう見飽きたよ」

「隆二君もさっさと彼女
作ればいいのにー!」

隆「うるせぇ!!」















いつもの感じ
これが私たちのペース
本当にこの雰囲気が
一番落ち着く















臣「J-rax忙しいね
たくさんコラボして」

「なんだかね
私もソロでのコラボあるし
ちょっと大変」

隆「人気のありすぎも
大変なんだねーいいな」

「そんなことないよ
久保田さんとのコラボ
楽しみにしてるから」

臣「うん、期待してて」













そこに














後「まろんちゃん!」

「わぁ!後藤さん!
こんにちは!
今日はよろしくお願いします」

後「こちらこそ
よろしくね」
















今まで苦手意識を
持っていたことを知っている
三代目のみんなは
唖然としてた















直「なんでまろんちゃん
後藤と仲良くなってんの!?」

隆「まろん好き好きオーラ
全開だった奴なのに…」

岩「おかしい…」

隆「なんか知ってる?臣」

臣「…全く」
















あの日から後藤さんとは
恋愛の話を
よくするようになって
今まで以上に距離が
近くなっていた

















今では良き相談相手
そして私も後藤さんの相談を
聞くようになっていた


















絵「あぁ、後藤さんとね
まろん仲良くなったみたいよ」

隆「何でですか?」

絵「さぁ?
一緒に練習した日から
ずっと2人で話したりしてた
何話してたのかは
知らないけどねー」

隆「…まさかまろん
後藤のこと…?」

臣「…そろそろ行こうか」


















私と後藤さんが話している
その横を通って
臣君はどこかへ行ってしまった
















「あれ、臣君どこ行ったの?」

隆「…そんなこと
自分で考えろよ」

「…は?」

隆「ごゆっくり」

















隆二君まで怒ってる…
私何かしたかな?
てゆうかごゆっくりって何!?
なんかムカついてきたな

















「後藤さん、ごめんなさい
本番頑張りましょうね!」

後「なんかごめん…
誤解してるのかな?」

「ちょっと話してきます!
では、また」
























私は駆け足で臣君を追った

 

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