小説 | ナノ

04




「着いたよ」

「…んー、まだ」

「…え?」







え、もう着いたの?まだ寝足りない、
もっと寝てたい、いっそご飯はいいや。
ずっとここで…







「まだ寝てんの?」

「隆二…うん」








げ、来たな今市隆二…








「着いたぞ、早く起きろー!」

「…やだ、どっか行って」

「生意気だぞ小娘」

「そんなこと言うんだね今市隆二君って」

「まぁまぁ、先に行ってるから
起きたらおいでよ?」









優しい…臣君…さすが男の中の男。
でも本当は一緒にいたいんだけど。







眠気には







勝てない




















夢を見た






私たちJ-raxと三代目がコラボして、
一緒に活動して、賞とか受賞しちゃって。







これからもずっと一緒にいられる夢…







でも、心にはぽっかり穴が開いて、
悲しい顔をしてる私。







この夢のように、これから待ってる未来が
明るいものだったとしても








お互い仲が良い関係が一生続くのであれば







それ以上の関係に
私たちはなれないのかもしれないね。









好きって









なんなんだろう










こんなに苦しいのが好きってことなのかな?







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