小説 | ナノ

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お互い話は尽きなくて
今まであったことや
あの時本当はこう思ってたとか
暴露話に花を咲かせる











「ねぇ…向井さんとは
どうなったの?」

臣「どうなったのって?
元から何もないけど?」

「え?結構仲良かったよね?」

臣「あの子が変に
言い寄ってきただけで
なんともなってないよ?」















ただの私の誤解…
恥ずかしい…




















臣「ならJASTの後藤とは
どうなってるの?」

「それこそどうもなってないよ!」

臣「2人がお似合いすぎて
俺の入る隙間なんて
ないと思ってた」




















私達、なんか可愛い
誤解をしていたようで
解決できて本当によかった




















「宿舎帰ったら
なんてメンバーに言われるのかな」

臣「あっ、そういえば…
絵菜さんって…彼氏…」

「彼氏と上手くいってるんじゃ
ないかなー?最近連絡
取ってるとこ見ないけど
何も言われないし」

臣「(やっぱり誰も知らないんだ…)」

















臣「あとさ、聞きたかったこと
もう一つあるんだけどいい?」

「ん?なになに?」

臣「いつからさ、俺のこと
好きだったのか聞きたくて」

「んーデビュー当時からかな?
恥ずかしいけど(笑)」

臣「待って…俺もだ…(笑)」




















本当にたくさん遠回りして
やっと恋人になれたんだね




デビューから今までの時間は
決して無駄ではなくて
一つ一つの思い出が
今の私達まで繋がったんだから




何一つ無駄な時間なんてなかったよ




思い返してみると
いろんなことがあったよね
でも恋人同士になったからって
何も変わらない
ずっと一緒にいよう























大切な人で溢れる私の
思い出の記憶のページ






























また新しいページを開いて
2人での思い出を
たくさん刻んでいこうね












































臣「まろん、愛してる」



















































これからもずっと永遠に…











































〜fin〜
→50 あとがき




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