小説 | ナノ

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三代目Side







昨日放送された
まろんと絵菜さんの
トーク番組を見ることに







直「うわっ今日のまろんちゃん
超セクシー!」

隆「もっと長いスカート
履けよなー
出演者デレデレじゃん」

臣「髪型でこんなに
印象変わるんだね」








みんな無言で
ただ番組を見て
笑ったりコメントしたり
何事も問題なく
見ていたんだけど…









絵「最近したお仕事で
特に印象に残っていることは
ありますか?」

更「実は私、三代目JSBさんの
新曲のPVに出演させて
いただいたんです」














ちょっと待てーーーーー!!!!












直「ちょい待ち!
これってまだ
言っちゃダメな
ヤツだよね!?」

隆「そうっすよ!
まだ秘密にしてるのに!」

E「言っちゃった…」

岩「(まずい…まろんの顔が…)」












まろんの顔がどんどん死んでいく











更「登坂さんのファンだったので
とても緊張しましたが
優しく声をかけてくださったので
リラックスしてできました」





臣「特に声かけた覚えないけどな…」

隆「(やばい…まろんが…死んでる…)」

直「ちょっとこれは問題だね
いくら新人でも約束は
守ってもらわないと」






更「監督さんにも
とても褒めてもらえて
嬉しかったです
次もぜひ呼んでいただきたいな
と思ってます」







隆「そもそもなんで
まろんじゃなくて
この子になったんだっけ?」

臣「監督の知り合いだったから
じゃなかったっけ?」

岩「でもなんかあんまり
気に食わないっすねー」










一番気になるのは
まろんの死に具合…











特に言葉を発することなく
ただただ作り笑い










泣きそうな顔してるのは
多分僕にしか
分からないんだろう
(BY岩ちゃん)







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