小説 | ナノ

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「みなさんこんにちは
J-raxの中で1番
ピュアなMARONです」







3ヶ月にわたって
行った全国ツアーが
先日終了し
3日間の休暇明けです








「朝起きたらいきなり
無理やり準備させられ
バスに乗せられ
たどり着いた先が
一軒のお家です」









ご察しの通り何をするか
聞かされておりません









「スタッフさん
私をどうしようと
いうのでしょうか」










カンペ
「今日から新たな生活が
待っています
準備はいいですか?」

「え、怖っ
怖いこの番組!
準備はできません!
やだ!何するの?
私1人なの!?」









予測不可能










カンペ
「きっとMARONさんにとって
必ずプラスになると思います」

「あーそうですか
ならドーンと
受けて立ちますよ」

カンペ
「それでは
頑張ってください」










カンペを読み終えると
いきなり部屋の電気が消え
物音が一切
聞こえなくなった











「何何何!!!
ちょっと待って!
無理無理!!」










ギャーギャー騒いでたら
パッと電気が付いて
目の前には……



























「え?子供?」






















そうです
私はなんと
























お母さんになるようです




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