小説 | ナノ

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三代目Side







隆「あーもう!
どのチャンネルも
JASTのPVのことばっか」

臣「………」

直「とうとう押しにきたな
後藤め、嫌な奴だ」








事務所に集まって
今後の話し合いをしている中
まともな話し合いをしたのは
開始から15分程度で…








朝のニュースでは
今大人気のJASTの新曲に
同じく大人気のグループ
J-raxのセンターが
PVに出演するという
ニュースばかり








なのにテレビを付け出す
隆二の自虐的とも言える
行動にただただ驚き









岩「(誰か…なんとかして)」








臣と言えばただずっと
新聞記事と睨めっこ









臣「JASTのメンバー
後藤俊哉(26)は
J-rax:MARON(23)の
大ファンであり
今回のPVの出演を
直々にオファーした

だってさ」

隆「音読やめて…傷つく」

臣「あ、ごめん」

E「まぁまぁ!
出演って言っても
ただ出るだけなんだし
そう落ち込まないで…」

直「ラブソングだぜ?
極上のバラード」

E「(…OMG)」

岩「(フォローにならず…)」










肝心なときに
直己と健二郎は







直己「トットイレ行ってくる…」

健「飲み物…買ってきます…」









完全にこの雰囲気に
やられてしまった様子









隆「もし後藤とまろんの
絡みがあったら…」

臣「俺、ダメかも」

直「お?妙に素直…」

臣「最近なんだか
モヤモヤして」

岩「(それが恋って
やつですよー!)」

隆「全ては後藤のせいだ」

岩「(違っ!)」

臣「だよな…」

岩「(だから違うって…!)」













岩ちゃんのポジション
本当におかしい









ファイト(笑)



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