小説 | ナノ

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コンコン…







「失礼しまーす」

「おぉまろんか
突然呼び出して
すまなかったね」

「私、何かやらかしました?」

「いやいや、違うんだ
次の仕事の話しでね」








とにかく座ってと
言われたので
椅子に座る








とりあえず何も私は
やらかしてないようで
よかった…(ほっ)









「で…新しい仕事とは?」

「勝手では悪いんだけど
悪くはない話しだと思って
受け入れてみたんだが」









そう言って目の前に
出された紙を見ると










「JASTの新曲のPVに
この…私が…!?」

「直々に是非出演してほしいと
オファーがあってね
こないだのテレビの共演も
なかなかの反響だったから
受けてみたよ」











(白目)










「いや〜なんと言うか…
私に拒否権は…?」

「ないよ?」

「でっですよね、あはは」











(なんだよ、初の他の
アーティストのPVの
出演は三代目にするんだ
って決めてたのに(涙))












臣君にあんなこと
言われた後なのに










私って、ツイテナイ



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