小説 | ナノ

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結局興奮して1時間しか
眠れなかった







半開きの目を無理やり開けて
ラジオに臨んだ
全く内容は覚えてない







収録終わりに事務所に行き
ツアーの練習








ぶっ倒れる
(自分のせい)








「少し休憩しよっか?」

「大賛成!
少しと言わず今日は…」

「ダメに決まってるでしょ
甘えないの!」

「でーすーよーねー」








くそ、あと何時間やるの?
もう限界だよー
なのに頑張って踊り
歌いまくる自分の体力に
少し驚くな








よーし、さっそく寝よ…








「まろんちょっといい?」

「無理、もう動けない」

「社長が呼んでる」

「あー無視して…










って社長が!?」









頭の中でここ最近の
自分の行動を
必死で思い出す









私、何かやらかした!?







「まろんお説教だねー」

「生きて帰ってきてね」

「ご愁傷様」










もう!人ごとだと思って!










でも私…本当に何かした?



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