ツバサ WoRLD CHRoNiCLE ニライカナイ編 Chapitre.14 表と裏
2015/10/21 23:55
センターカラーは小狼と小狼。
本編、襲いかかってくる根っぽい何かに銀竜を振るう黒鋼。御嶽には招かれたものしか入れないので、黒鋼達が付いてこられたというのが珍しく、それだけ今回のユタの願いと力が強いということなのだと、左近と右近が言います。うるせぇよ、と怒りを滲ませる黒鋼。ユタだがなんだか知らねぇが、もし、小僧と姫がまた泣くようなことになったら、てめぇら全員叩っ斬る！ と黒鋼は宣言。あの子達は十分傷ついた、もう辛い想いはさせたくない、だから、オレも同じだよ、とファイ。ああ……、黒鋼父さんとファイ母さん……！
そして小狼は、こちらのニライカナイが、死者の魂の集う場であることを知ります。『セジ』を用いて、私達の魂を生者のニライカナイへ連れていってください、と女の子は小狼に願います。死者は蘇るのではなく、神の力を借りて生者に生まれ変わる。ユタは神の代行者。そんなこと、おれに出来るはずがない、出来るなら、君尋がずっと待っているひとを、小狼とさくらを、とっくに取り戻してる!! と声を荒げる小狼。強く握り締めた為に、小狼の掌は自分自身の爪で傷ついてしまっていて痛そう。その手に自分の手を添える、もうひとりの小狼。
四月一日にも異変が。苦しそうな四月一日が見たものは、小狼と小狼。
ニライカナイには長くユタが現れず、死者の魂は生者のニライカナイに還ることが出来なかった。生者のニライカナイに還りたい、という死者の想いが世界の境界を溶かし始め、このままだと、ふたつのニライカナイは融け合って『根の国』になってしまう。
その前に、選べ。と小狼に呼びかける声がして、次号へ続く。
ニライカナイはかなり深刻な状況のようです。
全サはタンブラー！
prev | next