帝光時代


*



「お前さ、おっぱい小せぇよな」
「うん、そうだね。とりあえず青峰くん死ぬか、私に殴り殺されるか蹴り殺されるかブチ殺されるか選べ」
「じゃあ殴り殺してください」
「・・・・・・」
「できねぇくせに言うな」
「ただ、本当に心の底から殺意は芽生えてます」

「でも、そんな俺もただの巨乳好きから成長した」
「おおっ」
「今では、そこまで大きくなくても形がいいならストライクゾーンに入る」
「いっぺん死ね。生き返っていいから、いっぺん死ね」

「男心が分かってねーんだよ、お前は」
「じゃあ、言いますけども!男がおっぱい大きい人が好きなように、女も男のアレが大きい方がいいって言われたら?」
「やめろおおおおおおおおお!」
「でしょ?でもまぁ、男のそれとは違うか」
「そうだな。男が巨乳好きっていうより、女が巨根好きって言う方が変態くさいな」
「だろ(どやぁ」
「くたばれ」
「く、くたばれ・・?!」

「やっぱ男のナニと比べると違ぇよな。そうすると顔か?」
「かっこいい方がいいか、ってこと?」
「あぁ」
「顔なんて関係ないよ。むしろ、性格いい人じゃないと」
「・・・・・・そんなもんか?」
「そうだよ」
「ま、何でもいいけど黄瀬を好きなやつの言うことではねーよな」

「ちょ、ばっ!何で青峰それ知ってっ・・・!」
「さーな」
「ま、待てよ!」







「苗字さん、黄瀬くんのこと好きなんですね」
「でも、あの言い方じゃあ俺が小さいみたいっス」
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