遠くで誰かが呼んでいる。
振り返るわたしは独りきり、真っ赤な花畑で泣いていた。

誰を探して私は嘆くの。
頭の中にはそればかりで、それ以外のことなど考えられない。
なのにどうして、何も分からなくて。

わたしを知ってる、貴方はだあれ?

おわりのじまり

手を伸ばした先には何も無い。



 
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