いつかのように共に生きよう。共に地を駆け、笑い、手を繋ごう。今となっては駆けるのは戦場、失った仲間に涙し、握り締めるものは冷たい鉄の塊だけれど、それでも私は信じてる。この戦いを乗り越えれば、あの人が愛したこの世界を私たちにも愛せる日がきっと来るよね?少女Aの渇望しかし少女のそんな小さな願いさえも払いのけるかのように、世界は無情にも少女らを置いてゆく。少女がそれに気づくまであと少し。