｢はーい！みんなの加藤お兄さんです｡今日は俺のステージに集まってくれてありがとー！｣

｢今日はテンション高いね｡楽しいからいいけど｣

｢ありがとう雷蔵｡はい､ここで竹谷八左ヱ門くんに質問です｣

｢俺ぇ？｣

｢今日は何の日でしょう？｣

｢今日って…あぁ､お｢大晦日！…ぐはｯ！｣

｢ちょっと今はちが答えてんだから邪魔しないで三郎｣

｢か､勘右衛門ｯ！お前だけは味方だって信じてたのに！｣

｢兵助､俺三郎の味方だなんていったっけ？｣

｢脳内｣

｢拍手までこの扱い…｣

｢勘ちゃんナイスフォロー！今の三郎のところはカットするから竹谷くんもう一度答えをどうぞ！｣

｢え､あ…大晦日？｣

｢ピンポーン！さすが竹谷くんしゅうさーい！…正解した竹谷くんにはぁ､商品に名酒八●山とぉ､俺をあげちゃうんだからぁー！｣

｢えｯ！ちょっとまっ…｣

｢｢あ､押し倒した｣｣

｢おーい！押し倒すなら私ｯ…｢三郎は呼んでないよー｣

｢はちぃー…すきぃ！｣

｢ちょっと…てか酒臭いし､この一升瓶入ってないし…｣

｢雷蔵､呑ませたの？｣

｢まさか！呑ませるわけないよ｡悪酔いするから危ないもの｣

｢ら､らいぞうさん…ギブ…｣

｢てかもう来たときから若干酒臭かったよね…あの子｣

｢勘ちゃん…そーゆーことは早く言ってくれ…ん､どうした？｣

｢えへ…俺ねぇ､へーすけのこともだいすきだよー…ｯ！｣

｢そっか､ありがとう｣

｢いいな兵助ばっかり｣

｢かんちゃんもだいすきｯ！｣

｢本当？ありがとー！｣

｢らいぞーもかわいーし､おこるとこあいけどらいぞーのやさしさだってわかるから､すきだよ！｣

｢ありがと｡でも僕はかわいくないよ？｣

｢そーやってすぐにけんそんするとこがかわいーし！｣

｢ふふ､ありがとう｣

｢あ､さぶろーはね…｣

｢私にもあるのかい？｣

｢うーんと…けっこう､すき…かも｣

｢｢｢えﾞぇｯ!?｣｣｣

｢うそ…本当に!?｣

｢うん､でも虫の次に嫌い｣

｢え…｣

｢つまり…？｣

｢虫より好きだけど､微塵子よりは嫌いかなぁ…？｣

｢うわ､びみょー…｣

｢“けっこうすき”の使い方間違ってるよ｣

｢じゃあ虫が一番嫌いなの？｣

｢うんにゃ､三郎が嫌い｣

｢さっきより酷くなってるじゃないか！｣

｢あははー三郎面白いねー｣

｢もう酔ってるから駄目だね｣

｢もう寝そうな顔だし…｣

｢はちぃー…だっこぉ｣

｢はいはい…ん？何だ､俺の髪引っ張って…｣

｢あとでみんなで年越しそば食べようね…｣

｢…そば｣

｢ひぃ､あははは！｣

｢あいつ結構はちのこと馬鹿にしてるよな…｣

｢たぶん悪気は無いんだよ…うん｣

｢こんな感じだけど来年もよろしくねー！｣

｢以上､全て鉢屋三郎でし｢三郎じゃないから､みんないるから｣


end



うわぐっだぐだ…てか室町か現代かもあやふやです｡こんな感じですが来年もよろしくお願いします！

12月31日限定拍手小説でした



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