葉隠くんと大人の味


名字っちと付き合うようになってかなり経つ。相変わらず名字っちはかわいいし、優しいし、文句なんか付けようにも付けられないくらいいい女だべ。キスだってするし、セックスもする。だけどな、最近セックスがワンパターンな気がしてならないんだべ。もっと名字っちを満足させたい…そうだ!


「名字っちー!」

「葉隠くん、なあに?」


ベッドに座っている名字っちを呼べば天使の微笑みが返ってきた。それだけで嬉しいけれどつまんなくもあるんだべ。だから俺はにこっと笑いかけた後名字っちを勢いよく押し倒した。“え!?え!?”なんて慌てる顔もかわいいけれど、もっともっとかわいい表情を見せてほしくて、名字っちの胸に埋もれた


「葉隠くんっ…やだよぅ…」

「嫌?セックス好きな癖に何言ってるんだべ名字っち」

「ちがっ…」

「違うくない。名字っち期待してる」


“だってこんなにもドキドキしてるべ”なんて言えば“葉隠くんが側にいるんだから当たり前でしょ!”なんてかわいいことを言われた


「かわいいこと言う子にはご褒美をやんなきゃな」

「…ご褒美?」

「思いっきり気持ち良くしてやるべ」


そう言って噛みつくようにキスをすれば、苦しそうな顔をした後、名字っちは目をトロトロさせた。ほんのり開いた唇にすかさず舌を侵入させれば、名字っちも舌を絡めてくる。なんて愛おしい子なんだべ。体を横にして片手でホックを外して、胸を触れば、ぴくりと反応を示す。時折漏らす声も全部が全部、俺を誘っている


「嫌がってた割にはノリノリだべ」

「は、葉隠くんがその気にさせたんでしょ…」

「そうだなぁ。でも乗ってくれる名字っちはやっぱりエロいべ」


乱れる名字っちは綺麗でいやらしい。そんな姿をたくさん見たくてそっと下半身に触れた。もう濡れてる。早いなぁ相変わらず。なんて思いながら今日はここには用はない。あるのは…


「お、おしりばっかり撫でないで…」

「んー相変わらずいい形だべ」

「変態っ」

「そんな変態に乱されてる名字っちもなかなかの変態だと思うけどな」


恥ずかしがる名字っちを後目に、自分の小指を口に含んだ。きっと初めは痛がるだろうから出来る限り細く、短い指でやらないといけないべ。これ、俺の優しさ。俺の行為を不思議そうに見ていた名字っちのおしりに小指を当てがえば、サーッと血の気の引いた顔をした後“そこ違うよ!”と暴れ出した。もう遅いべ


「ひっ…!あっ!」


声にならない声を上げる名字っち。ゆっくりと指を侵入させればぎゅうぎゅう締め付けてくる。やっとの思いで第一関節位まで入った。狭くて本当にキツい。それでもゆっくり、少しずつだけど俺の指を飲み込んでいる


「な、に…す、の…?」

「たまには違うセックスしてみようと思ってなー…気持ちい?」

「いたいよ!ばか!」

「まだ余裕そうだから指変えるべ」

「ひっいいっ!」


小指を抜いて中指を入れてみれば、さっきよりすんなりと指を飲み込んだ。やばい、名字っち、こっちの才能もあるんだべ?なんて思いながら、中で指を動かしてみれば、次第に滑りが良くなってくる。まさかと思って親指を上に動かせばもうドロドロで、上から愛液が垂れてきていた


「名字っち、本当は気持ちいいだろ?こっちぐちゃぐちゃだべ」

「あっ!あああっ!」

「…名字っちのドM」


にやりと笑って呟いて、指を抜けば、びくんっと跳ねた。そのまま入れても大丈夫そうだからと思って腰を当てればすんなりと入っていく


「あああっ!」

「っあ、いつもよりヌルヌルしてあったかいべ。おしり、そんなよかったか?」

「あっあっ!」

「じゃあもっともっと構ってあげるべ」


名字っちの体をうつ伏せにして再び腰を近づける。それと同時に、おしりにも指を入れれば、中が締まった


「ぅあ…っ!?」

「いつもより締まるべ」

「あっあっ!ああっ!」

「っ!かわいい…これからもっともっと開発して、これも入るようにしてやるべ!」

「ひあ、あああっ!」


おしりに入っている指を奥へと突き刺せば、名字っちはびくんっと体を反らせてイった。その時の締め付けで俺も欲を吐き出しちまったべ。指と中のを引き抜けば、どちらもまだ欲しそうにヒクヒクしているからかわいい


「名字っちー!」

「はぁはぁ…葉隠くんの…ばか…大嫌い」

「俺は大好きだべ!」


そっぽを向かれたけど、名字っちだって楽しんだのは事実だべ。これからゆっくりと開発して2人でセックス楽しもうな、名字っち!






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