あたしのとても大切な弟、紫原敦。背が高くて、優しくて、かっこよくて、お菓子だーいすきでちょっと子供っぽいあっくんのことがあたしはだーいすきなんだー。いつも一緒だしー抱きしめられるとあったかくって幸せで、なんか満たされるんだー。あっくんって本当に素敵っ!今日だってあっくんに不意にちゅーしたらびっくりしてたけどすぐに笑顔になってやり返されたー
「晶ーやったなー」
「んふーやっちゃったー!」
「ねーもっとちゅーしたい」
「…あたしもー」
お互いの頬にちゅっちゅっ。幸せ幸せーいい気分。にこにこしてたら目の前を変な顔をしてこっちを見てる峰ちんが通った。だからあたしはあっくんから離れて立ち上がって、峰ちんにかけよった
「峰ちん変な顔ー!」
「…お前らのせいだっつーの」
「なんでー?」
「あのなぁ、キスとか姉弟でするもんじゃねぇんだってーの」
「じゃあ峰ちんにすればいーい?」
「なっ!」
「あたし峰ちんも大好きだよー?」
“ちゅーする?”なんて聞いた瞬間、急に体が宙に浮いた。何かと思ったら、あっくんがあたしをだっこしたんだー
「あっくんどうしたのー?」
「いくら峰ちんでも晶はあげられない」
「言い出しっぺはあたしだよー?」
「それでもやだ。だめ。どうしてもするなら峰ちんをひねりつぶすよ」
「こらこらーだめだよーお友達にそんなこと言ったらー」
よしよしと頭をなでてほっぺにちゅーしたら、あっくんは安心したように笑って抱きしめてきた。それを見た峰ちんは“付き合ってらんねー”とどっかにいっちゃったー
((ごめんね峰ちんー))
だってねー普段もかわいいけど、やきもち妬くあっくんはもっとかわいいから見たくなったのー。かわいい、かわいいあたしの敦。大好きだよー!
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