オトマトとモルテルとダネ

2010/12/21 19:10


「なあモルテルよ、私はとても暇だ。変な顔でもして笑わせてくれ」

「なぜ余がそのような真似をせねばならぬ?余はダネを構うので忙しいのだ」

「あ、兄上…私に構わずオトマトさんの相手をなさってください」

「おお優しいなあダネ、しかしきゃつに構うことなどない。さあ今日はどうしたい?」

「(ひとりになりたい)」

「クク、そなたも苦労しているな」

「む、心外だな。余は妹の為ならば多少の苦労もいとわないのだぞ」

「妹自慢はもういい、それにそなたに言った訳ではない」

「フン、ならば去ってよいぞ」

「わ、私帰ります」

「ダネは帰らなくてよいのだぞ?」

「(なにこのひとこわい)」


*
何だかんだでモルテルとオトマトは仲良しです、一応ね一応


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