古代組会話文
2013/04/08 05:50
「余に恋人ができた」
「そうか、良かったな」
「良かったなとはなんだ、いずれは余の妃となる女人ぞ。盛大に祝うべきだろうて」
「大丈夫かしら…彼女さん苦労しそうよねー」
「何、余の威光をもってすれば苦労などさせん。贅の限りを尽くした宴すら易いぞよ」
「だ、だからそれが苦労しそうな要因なんですよ…」
「とーか言っちゃって。安心してるんでしょ、ダネ。これで自分一人に注がれてたわけのわからん愛情が分散するーって」
「ひっ!?ち、違いますっ!これで私もゆっくり好きな人に会いに行けるなんてそんなこと!」
「ククク、分かりやすい奴だ。思っていたのだろう」
「これ、オトマトもストレーガもダネをあまりいじめるでない」
「い、いじめられてません…普通の会話です…」
「この過保護が相手さんにも向くのよね?」ひそひそ
「だろうなぁ、モルテルならやりかねんぞ」ひそひそ
「ほ、本当に大丈夫でしょうか、彼女さん…」ひそひそ
「何を話しておる」
「い、いえ」「べっつにー」「何でもないぞ」
*
うちの古代組はたまに「アホの王様をどうにかフォローする会」に見えてきます(アホではないけどなんか抜けてるし)
わりと真面目な過去設定つけてるのになんでだろう。
とりあえずモルテルの口調は書いていて楽しいです
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