16th down
部室裏では小春がドリンクを黙々と作っていた。

清香はバインダーをベンチに置くと、小春に声をかける。

『小春手伝うよ。というか仕事とか教えて欲しいな!』

「清香さんっ、やっぱりホワイトナイツに入られるんですね!マネージャーですか?」

私は空のボトルを手に取りながら答える。

『マネージャーというより…メンタルコーチかな』

勿論マネージャー業もするよ?と笑いかける清香。

『小春の負担を減らしたいし、なにより体力はあるからさ』

小春は清香が神龍寺にいたということを思い出し、納得したように笑い返す。
「分かりました!私でよければ教えます!」
『ありがとう小春』


ドリンクを全て汲み終わり、46人分を二人で手分けして運ぶ。

選手を名指しで教えて貰いながら、庄司の横のベンチまで運ぶ。

庄司は運び終えたドリンクを横目で眺めると、休憩だ!と叫んだ。


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bkm



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