匿名さんリクエスト
※付き合ってるぽい表現が多々あり
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今日は安孫子と帰ることになった。隣には安孫子が居て、いつものことながら様子が可笑しい。そわそわと忙しなく、辺りを見渡していた。
「…どうかした?」
「いや!な、なんでもない!」
顔を赤くした安孫子は、再びそわそわし始めた。
なんでもなくないだろ。
そう思いつつも、買ったお茶を一口嚥下する。
出会った始めはそうでも無かったが、最近の安孫子は可笑しい。結構な頻度で赤面しているし、俺といるとそわそわしている。
あれ、これ俺嫌われてんのか。
少し不安な気持ちに苛まれる。ちらりと安孫子に視線をやれば、不自然な動きを繰り返す手が、顔よりも先に目に入った。
「…?」
「…………」
黙る安孫子につられて、俺も黙る。二人の間に奇妙な沈黙が生まれた。
辺りにいる人々の話し声や足音等の雑音が耳に響く。
不自然に近い安孫子の手が強ばるのがわかった。途端、安孫子の顔が火でもついたように赤く染まった。それこそ真っ赤だ。
「うわ、大丈夫かよ安孫子…」
「だ、だだだだ大丈夫だからこっち見んな…!」
「………なぁ、この手はなんなんだ?」
全然大丈夫そうじゃない安孫子に、この俺にやたらと距離が近い手について尋ねてみた。すると、安孫子はばつが悪そうに視線をさ迷わせた。赤い頬も相まって、かなり不審だ。
「こっ、れは!な、なんでもない」
「でも…」
「なんでも無いって言ったらねぇんだよ!!」
うーん。安孫子を少し怒らせたようだ。
どうすれば元気になってもらえるか考えてみる。
…そうだ。
俺は、まだ近くにあった手を掴んでみる。そして、安孫子を見上げた。
真っ赤な顔で目を見開いた安孫子は、イケメンなのに何処か不恰好で、よくわからないけど親近感が湧く。
「どっか寄って行こう。なぁ、いいか?」
安孫子に問いかければ、安孫子は赤い顔で笑いながら、首を上下させた。
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吉永が若干男前ですね…。安孫子は女々しい。
勝手に付き合っている設定にしてしまったのですが大丈夫でしょうか…?
攻めと受けが曖昧ですみません;安孫子が受け臭くなりました…(>_<)
それから、山田が一番好きとか本気ですか…!?信じますよ?(笑)
では、リクエスト及び企画ありがとうございました!
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