滑らかな肌に食い込む爪の先が震えた。純粋さを見せる制服の白さも、淡い白濁を零せばいやらしく色を変える。濡れた唇がわななくのを見て、一度は鎮まった劣情が再び燃え上がった。絡め合う指に甘い吐息をかけて、なまえは苦しげに身をよじる。逃げるように浮いた腰に熱いものを深く沈み込ませれば、彼女は一層高い声を上げた。


「ドレーク、せんせ……!」

「まだ、だ」


細い肩をかじりながら、欲望を白磁の肌に叩きつける。痛みと快楽を共に与えられたなまえは指先を唇に添えた。噛むなと注意して以来、なまえは頑なに言いつけを守って、指をくわえなくなった。そっと指を唇に当てるだけに留めている。


「いい子だ」


色づいた頬に口づけを落として、褒美と称して更なる官能をその小さな体に刻み込んだ。声にならない悲鳴が鼓膜を揺らす。熱くとろけたなまえの中から己を引き抜いて、その白い腹に汚れた欲を放った。

お互いに荒い呼吸を繰り返し、言葉もなく見つめ合う。悪戯に、どろどろに溶けた入り口を指で辿れば、なまえは過敏な反応を返した。


「いやらしいな」


なまえは精液が脇腹を伝う感覚にすら感じていた。指を広げて、それを柔らかな胸に伸ばして塗れば、言葉にできないほどに少女の体は卑猥に映えた。


「本当に、お前はいやらしいよ」


恥じらいに染まるなまえを見下ろして、微笑みかければ、ほっそりとした手が伸びてきた。


「だれのせいですか」


小さな口が紡ぐ言葉にまた煽られる。床に散らした制服を尻目に幾度も体を重ねたというのに、まだ足りない気がする。
掠れた声で名を呼べば、なまえはそっと目を瞑った。


/白のコントラスト