ライフカードがない。


なんか寝苦しいから目ェ覚ましたら腰に半裸のCHU-RIN(変態)が巻き付いてて、兎に角眠りを妨げやがった元凶を起こそうと数回殴ってみるも何の夢を見てやがんのか不気味に笑いやがるだけで終わった。
さてどうしたものかと悩むが前に抑何故俺はCHU-RIN(変態)とベッドで寝ているのか、記憶が曖昧なのとコイツが半裸のせいで嫌な汗が背中を伝う。
自分の体をまさぐってみた。服は着てる、下もスウェットと下着とちゃんと履いてる、変な染みもアレ独特の生臭さもない。
次に掛布団をひっぺがしてCHU-RIN(変態)を見る、半裸以外に変わったところは一つもない。大丈夫。何が大丈夫なのかは自分でもよく分からないが最悪な予想は回避できた。
溜め息一つを吐き捨てて未だ腰に纏わり付くコイツを起こす為、拳に力を込めた瞬間部屋のドアが開いた。それと同時に取り去っていた掛布団をCHU-RIN(変態)を隠すように被せる。
ドアを開けたのは三水だった。如何にも俺の顔を見て不機嫌になりましたと言わんばかりの表情だ。

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