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「黒田お前まだ寝てたのか。起きろ直ぐに、そしてオヤジを探せ。オヤジが昨夜からいないんだオヤジの携帯に何度か連絡したが着かないんだオヤジが心配で仕方がない僕は今から用があるからオヤジを探せない、本来ならお前なんかにオヤジを任せるなんて目眩がしそうな事はしないんだが、今回は仕方がないオヤジを探せ」

部屋には入ろうとはせずにその場で開口一気に用件のみを言うソイツを俺は傍観しながら一体何回"オヤジ"を言えば良いんだとか頭の隅で思う。
そして少しずつだが血の気が引いていくのが分かった、これはそうだなアレだ。死へのカウントダウンと言うヤツだ。

「…ああうん、わかった、今から探しに行く」

取り敢えず返事をしておいた。

「早く動けよ。」

しかし中々俺がベッドから出ないのが気に障ったのか三水の眉間に一層皺が寄る。

「わかったから早く出ていけよ三水」
「なんでお前なんかに命令されなきゃなんないんだ」
「いやいやいや、今ベッドから出たら確実にお前が探しに探してるCHU-RINが此処にいることがバレて速攻俺が死ぬからだよこの野郎」なんてことは口が裂けても言えない故に、脂汗が滲み出る。


どうする!?俺!!(^w^;三;^w^)

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