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朝日が差し込むマルコの部屋で私は目覚めた。あの独特の気だるさで寝返りをうつ。そして頬に柔らかい何かがあたった。

「…マルコ?」

「なんだよい」

おかしい…

寝返りをうった先にいるマルコがどう考えてもおかしい。いつもするように私の頬に触れてくるが、その手が小さい気がする…………いや、絶対小さいだろこれ。

「マルコ、え、マルコ…?」

「いや、何言ってんだよ……い?

……おおおお!!!?」

恋人同士の甘く爽やかな朝のはずなのに、なんということだ。

端的に言おう。


私の恋人、ちっちゃくなっちゃった




「マルコ、何食べたらこんなに小さくなるの」

「知らねえよい」

「夕べは普通にエッチして寝たのに…まさか出し過ぎた?色んなもの」

「女がそういうこと言うな」

いまだベッドで話し合う私とマルコ。ちなみに、二人とも真っ裸で。

目の前のちんちくりんは見た目にあわないため息をもらした。なんだかんだでショックみたいだ。そりゃそうか。

「ま、そのうち戻るでしょ!」

「だと良いがねい」

「それに…」

「?」

目の前の小さな体を抱き上げて胸に納めた。はあ…小さくてぷりっぷりだなあ!

「めっちゃ可愛いから、よし!」

「おい!」

マルコは腕の中でもがくが、当然逃れることはできない。私の胸に埋もれる彼の耳が真っ赤なのは、二人して全裸だからだろう。小さくなって初心に戻ったのかしら。いつもはどちらかというとやられっぱなしだけど、たまには立場逆転もいい。

…あれ、私もしかしてそっちの気があったのかしら?おそらく今の彼は5歳くらいだから、年の差はざっと20ってとこね!なんだかゾクゾクしちゃう。これ犯罪だよね!

「マルコだいちゅき!」

「さりげなく幼児語使うなあ!!」




願望丸出し乙!笑
私ショタじゃないけど小さくてプリプリしたのは大好物です
続くかも(^q^)




















- ショータローコンプレックス -



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