雌火竜、リオレイアの狩猟の依頼がきた。

飛竜種だけど、強靭な脚力で大地を駆けるリオレイアは、“陸の女王”と呼称されている。

脚力を利用した突進攻撃、恐るべき破壊力を持つ宙返りのような攻撃、おまけに尻尾には毒の刺。

話を聞いただけで、不安になってくる。

しかし、僕はこいつを倒さなきゃいけない。

農場にいろいろと植えてるけど、自給自足にも限界はある。

手強い相手なのは間違いない。

ここは、雑貨屋に行っていろいろと買い揃えようじゃないか!

そう思って、僕は雑貨屋に向かった。



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『こんにちは、久秀さーん?』

いつもならすぐに出てくる彼が出てこない。

『いない…?』

店の奥に目を向けると――

「いらっしゃいませ」

「何を、」

「お探しでしょうか?」

なんか、3人組が出てきた。






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